活用事例 Case Studies
2024年05月23日
日本化薬-Gaia Visionの気候リスク分析プラットフォーム「Climate Vision」を活用
日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:涌元厚宏)が株式会社Gaia Vision(本社:東京都渋谷区、代表取締役:北祐樹)提供の気候リスク分析プラットフォーム「Climate Vision」を気候変動リスク評価および財務影響評価のために活用したことをお知らせします。
■ Gaia Visionが提供する「Climate Vision」
「Climate Vision」は、企業の保有拠点等に対して洪水を中心とした気候リスクを簡単に評価できるプラットフォームです。製造業/物流業などの様々な業種のリスク管理部門やサステナビリティ推進部門に利用されてきました。昨今、増加する気候変動リスクへの対応やサステナビリティ情報開示(TCFD/CDP/ISSB等)への対応のため、企業は洪水リスク分析や気候シナリオ分析が求められていますが、既存ツールでは対応できないケースも多くありました(公的なハザードマップが日本国内に限られる等)。その中で、Climate Visionは、「グローバルどこでも分析可能」「将来の気候変動シナリオ別に評価可能」「財務影響を評価可能」「一括大量分析対応」といった特長を有することで、企業のリスク管理やサステナビリティ情報開示を促進させています。
■ 日本化薬が気候変動リスク評価及び財務影響評価のためにClimate Visionを利用
日本化薬は、Climate Visionを利用し、4°Cシナリオなど将来の気候変動シナリオ別に日本国内や海外の拠点におけるリスク評価を行いました。浸水深の評価に加えて、各拠点の資産価値等をもとに財務影響(想定被害額)の評価も行いました。既存ツールでは把握しきれなかった、海外の細かな定量的リスク評価などを行うことができ、対応方針の検討やサステナビリティ情報開示の高度化等につなげることができました (詳細は2024年7月末に開示予定)。
■ Climate Vision Lite(無償デモ版)のご案内・お問い合わせ先
無償で一部の機能を確認できる「Climate Vision Lite」の提供を行っています。世界中のハザードマップ(洪水リスクマップ)をシナリオ別(現在気候/4℃上昇シナリオ)に確認可能です。
以下リンクの「新規登録」からメールアドレス等を登録することで、簡単に利用できます。https://climate-vision-atlas.gaia-vision.co.jp
なお、解像度の高い定量的な詳細分析は有償版のみでの提供となります。製品デモ等も可能です。また、その他ご不明点やご相談事項などがございましたら、問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
https://www.gaia-vision.co.jp/contact
■ 会社概要
・日本化薬株式会社
代表者 :代表取締役社長 涌元厚宏
所在地 :東京都千代田区丸の内二丁目1番1号
設立 :1916年6月5日
コーポレートサイト:https://www.nipponkayaku.co.jp
・株式会社Gaia Vision
代表取締役:北祐樹
所在地 :東京都渋谷区内
設立:2021年9月
HP :https://www.gaia-vision.co.jp
問い合わせフォーム :https://www.gaia-vision.co.jp/contact/
また、ご不明点やご相談事項などがございましたら、問合せフォームよりご連絡頂くか、まずは資料請求頂ければと思います。
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