活用事例 Case Studies
2024年11月12日
新潟県関川村ー洪水予報ソリューションWater Visionの実証実験を実施/ユーザーインタビュー動画
株式会社Gaia Vision(本社:東京都渋谷区、代表取締役:北 祐樹)は、新潟県岩船郡関川村にて洪水予報「Water Vision」の活用に向けた実証実験/ワークショップを実施いたしました
洪水予報ソリューション「Water Vision」の概要
Water Visionはマップ上で1.5日先までの洪水を予測できるアプリケーションです。時間を進めるごとに洪水がどのような範囲まで広がっていくか(洪水範囲)や浸水深が予測できるアプリケーションです。JAXA/東京大学と連携して開発されています。Gaia Visionは、Water Visionのβ版をリリースし、ユーザ様と実証実験を進めています。(※本番運用は、洪水予報業務許可の取得後可能になります)
※詳細:https://www.gaia-vision.co.jp/news/2555/
新潟県関川村での事例の概要
関川村(新潟県岩船郡関川村)では2022年に洪水被害に見舞われています。仮にこのツールがあったら当時どのような判断ができたかといった視点で、Water Visionの活用に向けた検討を当時の状況を振り返りながら実施しました。
まず、当時の観測データや、様々な記録、定性的な情報等をふまえ、実際の洪水の発生状況や対応状況などについて、整理を実施しました。
その上で、Water Visionの予測結果を踏まえて、当時の状況がいつどの程度予測できていたかといった精度面での検証を行いました。ここでは、全国一元的に予測を行えるWater Visionの特徴を活かして、本地域個別のモデル開発等は行わず、すぐに利用できる予測データを活用しています。
それらを踏まえて、いつどのような判断を行うことが望ましいかといった検討を実施しました。洪水予測データを活用することで、被害の軽減につなげるための対応のあり方を議論しています。
ユーザーインタビュー動画
実際に関川村で本実証実験を推進頂いた新潟県関川村の方の声をユーザーインタビュー動画としてまとめております。ぜひご覧頂けたらと思います。
インタビュー全編
Water Visionトライアルへのアクセス
以下リンクの「アカウントを作成」よりメールアドレス等を登録することで、アクセス可能です。ぜひお気軽にアクセス頂けたらと思います。
https://water-vision.gaia-vision.co.jp/
ご不明点やご相談事項などがございましたら、問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
News
- 2024年12月04日 経済産業省「グローバルサウス未来志向型共創等事業(中央アジア・コーカサス地域)」の調査事業者に採択
- 2024年11月06日 三菱UFJ銀行、Gaia Visionの気候リスク/洪水リスク分析プラットフォーム「Climate Vision」の活用および協働研究を開始
- 2024年11月06日 NHKにて当社の取り組みが紹介されます(NHK World/NHK総合テレビ) ※放送後追記
- 2024年11月05日 アイデミーの学習コースにGaia Visionのソリューションが掲載
- 2024年10月03日 Gaia Visionが洪水予報ソリューション「Water Vision」β版をリリース、トライアルユーザの募集を開始
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